離婚準備開始

２００７年の年金法改正や団塊の世代の大量リタイアを控え、離婚に関する報道が増えてきています。

離婚準備ガイドブック制作委員会の各メンバーに対する相談事例も今年に入って急増しています。



離婚する場合にまず、いつから準備し始めるかという　時期の問題　と何を準備するべきかという　準備内容の問題　があります。

まだ離婚するかどうかわからないという時点なら、インターネットなどで情報を集める程度でよいと思われるかもしれません。でも本当は、この時期に離婚の手続きに関する情報よりも大事な情報を集めておかなければなりません。

慰謝料や養育費など、金銭面での有利さを追求するために必要な情報です。具体的には、旦那様の行動に関する情報です。もし旦那様が離婚にあたって代理人（弁護士など）を立ててきた場合、特に『離婚を切り出すまでに集めた情報』が有効になります。



あなたの旦那様は物わかりの良い方ですか？

（もし物わかりの良い旦那様だったら離婚なんて考えないかもしれませんね。）

物わかりの悪い旦那様と交渉するには、特に具体的な事実を突きつける必要が出てきます。

感情面（『とにかく生理的に受け付けない』など）で交渉しようとしても、代理人が立てばこちらにとって不利な条件をのまされることになりかねません。

弁護士だからといって中立の立場で解決にあたるわけではありません。

旦那様の依頼した弁護士は、徹底的に旦那様有利な条件を出してきます。



離婚は、旦那様に切り出した時点から手続きが始まるのではありません。

もし旦那様が浮気をしていたり、あなたに暴力を振るっていたり、会社をリストラされて給料がもらえなくなったり・・・離婚を考え始める原因は様々でしょうが、それぞれの原因が始まった時点からの事実を克明に記録し、第三者（近親者ではなく）に証明してもらえるような状況を作っておくことが必要です。



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離婚は切り出す前の情報収集が重要です



離婚準備ガイドブック　～女性が有利に離婚する方法～



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